今日は雨、どこにも行かず。
まず昨日の「ナンテンの小実」は間違いだった。
「小さい葉のナンテン」が正解。 小葉に実がいっぱい付くとキレイ。

このナンテンです。

こちらも実はいっぱい付いていたけど、小鳥に食べられてしまっている。雑然とした葉っぱ。
山の家は、大昔から「銘木」と言われる
「木」を大事にされた家です。
だから、柿の木も700年、経っていると言われていたのだけど、誰が調べたのか?知りませんが。
「ケヤキの木」 「栗の木」 「桜の木」 「槐(エンジュ)の木」 「棗の木」
「榧の木」他にも色々とあるけれど、私も女性なので詳しくありませんが。
銘木と聞いていました。義父に。
最近ではそんな事は言いませんが。
まだバブルの時期、田舎には「山師」と言われる人が、銘木を探しに来ていました。(山の中だし)
そこで、山の家にも、1990年頃、バブルが弾ける丁度前位の時(私達の時代になっていた)、
その山師さんが来て「東京の大金持ちが、もろぎの木だけを使った豪邸を建てるので、もろぎの木を買わせてくれ」と。
1本が30万~50万円だと。
ところがそんな上手い話、1991年を過ぎた頃、「ちょっと待ってください」と言ったまま。
バブルが弾けて、大金持ちもパーかな?
今でもその「もろぎの木」は、ちゃんと山に立っています。
何しろ私が抱替える太さ、少々の干ばつには負けません。
「将棋盤」や「碁盤」にする銘木の
「榧の木」、蔵の後ろに立っていたけど、
「蔵の屋根を擦るし、台風の風で叩かれたら、屋根が壊れてしまう」と、私が言ったら、
夫が、中電の見回りの方に「電線にあたって危ないから」と、切り倒してもらいました。
(もちろんタダ)
今時、その木々を処分する車があるんですね。
木のシュレッダー?手間が省けて良かったけれど。
太い幹の部分は別にして、持って帰られました。
義父が元気なときなら、絶対に伐らせなかったと思う。